北杜市のスケート場・温浴施設でネーミングライツ導入実績あり!

山梨県北杜市では、2024年4月から市内の公共施設にネーミングライツ(命名権)を導入する取り組みをスタートしました。対象となったのは「八ヶ岳スケートセンター」や温浴施設「たかねの湯」などで、公募により企業の愛称を冠した名称がすでに付与されています。現在、次回公募の予定は未定ですが、今後も同様の形式で複数施設の命名権が募集される見込みです。

施設の特徴と地域とのつながり

「八ヶ岳スケートセンター」は冬季にアイスリンクとして、またオフシーズンは多目的利用が可能な開放的な施設として親しまれています。一方、「たかねの湯」は地域住民や観光客に人気の天然温泉。いずれも八ヶ岳南麓の自然豊かな環境に立地し、地域のにぎわい創出に大きく貢献しています。こうした施設が企業名と結びつくことで、地元企業の認知拡大にもつながっています。

過去の希望金額と条件

2024年のネーミングライツ契約では、「八ヶ岳スケートセンター」が年額100万円(税込)、「たかねの湯」が年額60万円(税込)で契約されています。契約期間はいずれも3年間。金額は比較的リーズナブルであり、地方都市の施設でも企業のPRや地域貢献の場としての価値が十分にあることがわかります。

契約の注意点と仕組み

命名権契約に際しては、施設のイメージにふさわしい企業であること、広告物の掲出ルールや契約期間中の変更制限など、いくつかのルールがあります。契約満了後は、施設名は原状回復されるため、企業としては中長期的な地域連携戦略の一環として取り組むことが求められます。

導入までの流れと今後の展望

前回の導入では、公募 → 提案審査 → 協定締結 → 名称使用開始という流れが取られました。北杜市では今後もこのモデルを活用し、他の公共施設にもネーミングライツ制度を拡大していく意向があるとのことで、最新の募集情報に注目したいところです。

管理人から

北杜市のような自然豊かなエリアでのネーミングライツは、都市部とは違った「地域密着型ブランディング」が可能です。費用も比較的手頃で、地域貢献を重視する企業にとってはイメージアップにもつながる絶好の機会。今後の公募再開が待たれます!

参考リンク

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