施設名と募集(更新)概要
石巻市(宮城県)は、市民のスポーツと交流の拠点である「石巻市総合運動公園」のネーミングライツ(命名権)を更新し、愛称「セイホクパーク石巻」を引き続き使用します。スポンサーはセイホク株式会社。契約期間は2025年7月1日から2028年6月30日までの3年間、契約金額は年額180万円(税別)。2019年の初導入、2022年の更新に続く継続契約で、企業のブランド認知と地域貢献を両立する好事例です。
施設の特徴・立地・地域性
石巻市総合運動公園は、市民のスポーツ・イベントの中心的拠点。陸上競技場、野球場、体育館、多目的広場などを備え、学校行事や市民大会、各種公式戦まで幅広く活用されています。敷地は約14.2ヘクタールと広く、子どもからシニアまでの健康増進やコミュニティの場として定着。震災復興を経て「スポーツによるまちづくり」を推進する石巻において、地域の象徴的な施設です。
募集(更新)のポイント
- 契約金額:年額180万円(税別)
- 契約期間:2025年7月1日〜2028年6月30日(3年間)
- 使用開始時期:2025年7月1日から継続使用
期待できる効果としては、施設名(愛称)がメディアや場内アナウンス、Web・紙面に反復露出する点。地域密着の文脈で語られるため、企業の信頼・親近感の醸成につながります。単なる広告露出にとどまらず、「地域とともにある企業」というイメージ形成がしやすいのが大きなメリットです。
応募条件の注意点(一般論)
今回の案件は更新済みですが、自治体のネーミングライツでは一般に以下の条件が示されます。
- 費用負担の明確化(看板・サインの更新費、広報物差し替え等の範囲)
- 応募資格(地元企業優先や反社会的勢力排除、公共性との適合性)
- 名称使用ルール(表記ゆれ・略称・ロゴ使用の可否、ガイドライン)
- 提出書類(会社概要、提案理由、広報・CSR計画、コンプライアンス体制)
企業側は「広告枠購入」ではなく、地域と協働するパートナーとしての姿勢を示すことが採択のカギになります。
導入までの流れ(一般モデル)
- 自治体・施設管理者が命名権スポンサーを募集/協議開始
- 企業が提案書・必要書類を提出(事前相談を求める自治体も)
- 審査・協議を経て内定(優先交渉権者の選定)
- 契約締結・愛称発表・広報計画の連動
- 看板・表示物・Web表記等の切替、使用開始
セイホクパーク石巻は、この流れで初導入(2019年)→更新(2022年)→再更新(2025年)と継続しています。
編集者(小野)からのコメント
MCとして現場に立つと、愛称が繰り返し呼ばれるたびにスポンサー名が自然に観客の記憶に残るのを実感します。セイホクパーク石巻は、ただ名前を載せるだけでなく、地域のスポーツ文化・日常の風景の中で企業ブランドが「体験」と結びつく好例。ネーミングライツは地域貢献と企業価値向上を両立できる、コスト効率の高い投資だと思います。
参考リンク
- 石巻市「石巻市総合運動公園の愛称(ネーミングライツ)」
https://www.city.ishinomaki.lg.jp/cont/20103000/3403/20190630123623.html - 石巻市「令和7年度第7回庁議提案(更新契約の概要PDF)」
https://www.city.ishinomaki.lg.jp/cont/10181000/0070/R7tyougi/09/07-siryou2.pdf - 石巻日日新聞「『セイホクパーク石巻』除幕」
https://hibishinbun.com/news/?a=9587
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